名古屋の東に並ぶ瀬戸市・尾張旭市・長久手市は、名鉄瀬戸線やリニモ、国道363号などで名古屋とつながっています。やきものの町として長い歴史をもつ瀬戸、瀬戸線沿いに住宅地が広がる尾張旭、大学が集まり愛・地球博記念公園のある長久手と、隣り合う3つの市はそれぞれ違う顔をもっています。
飲食店の顔ぶれも同じで、親の代から続く食堂、住宅地の持ち帰りの店、学生でにぎわう定食屋、開いたばかりの店が混ざっています。廃油の悩みも、「前からの業者のままでいいのか」「学生がいない時期は油がたまらない」「開店の準備で業者のことまで手が回らない」と、店によってまったく違います。
OIL BEESは、瀬戸市・尾張旭市・長久手市の飲食店から出る廃食用油を無料で回収しています。この記事では、店の歩んできた年月と客層ごとに、廃油の回収をどう組めばよいかを紹介します。
瀬戸の昔から続く店は、今の業者との約束を一度書き出す
名鉄瀬戸線の終点、尾張瀬戸駅のまわりには、古くからの商店街や、長く続く食堂、うどん屋、定食屋があります。瀬戸焼そばのように地元で親しまれてきた味を出す店もあり、天ぷらやフライを一緒に出す店では、毎日の揚げ物で廃油が出ます。
長く続く店ほど、廃油の業者とのやりとりが「昔からこうしている」になっていて、中身がはっきりしないことがあります。先代が決めた業者がそのまま来ている、回収の日は向こうが決めている、費用を払っているのか買い取ってもらっているのかよくわからない、というご相談は珍しくありません。
まずは、今の業者との約束を紙に書き出してみましょう。
- 回収は無料か、費用を払っているか、買い取ってもらっているか
- 回収はどのくらいの間隔で、日はどう決まっているか
- 店に置いてある容器はだれのものか
- いつ、どれだけ回収したかの記録が手元に残っているか
- 業者の連絡先と、担当者の名前
書き出してみて、答えられない項目がいくつもあるなら、見直しを考えるきっかけになります。今の業者に問題がなくても、条件を把握しておくことは、店を続けていくうえで大切なことです。
ほかの業者と比べるときに見ておきたいこと
見直すときは、費用だけで比べないことが大切です。回収が無料か、植物油を買い取ってもらえるかに加えて、何缶から回収してもらえるか、回収のときに立ち会いが必要か、回収の記録が残るかも比べておきましょう。長く続く店は家族だけで切り盛りしていることも多く、回収のたびに店を開けて待つ必要があるかどうかは、毎日の負担に直結します。OIL BEESの回収は一斗缶2缶分からで、立ち会いは不要です。回収の日時と量はポータルで確認できます。
代替わりのときが、見直しのよい機会
店を子の世代が継ぐときは、仕入れ先や取引先をひととおり確かめ直す時期でもあります。油の仕入れと廃油の回収も、そのときに一緒に確かめておくと、引き継ぎの漏れが減ります。OIL BEESでは食用油(新油)の販売もしていて、廃油の回収とあわせて頼めるので、油まわりの取引をひとつにまとめるきっかけにもなります。
尾張旭の住宅地の店は、夕方の持ち帰りで揚げ物が増える
尾張旭市は、名鉄瀬戸線の尾張旭駅や三郷駅などを中心に住宅地が広がっています。こうした住宅地の店では、唐揚げやコロッケ、とんかつの持ち帰り、弁当や惣菜の販売が多く、夕方の帰宅の時間に注文が集中します。
持ち帰りの揚げ物は、注文に合わせて揚げることもあれば、夕方に向けてまとめて揚げておくこともあります。どちらの場合も、夕方の数時間に揚げ物が集中するため、油の傷み方が早くなりがちです。
小さな厨房では、置き場を先に決めてから容器を頼む
住宅地の店は、厨房が小さく、裏口のすぐ外が隣の家ということもあります。廃油の容器を置く場所は、においや見た目が近所の迷惑にならない位置を選びたいところです。
- 隣の家の窓や玄関の近くを避ける
- 雨がかからず、日が直接当たらない場所にする
- 店の中に置く場合は、食材や調理の場所から離す
- ふたは毎回きちんと閉め、虫やにおいを防ぐ
OIL BEESの回収は一斗缶2缶分からで、容器の設置も無料です。置き場さえ決まれば、量の少ない店でも頼めます。
揚げ置きの時間を見直すと、油の傷みが減る
夕方に向けて揚げ物をまとめて揚げる店では、揚げる時間を少し分けるだけで、油への負担が変わることがあります。高い温度のまま長い時間フライヤーを動かし続けると、そのぶん油は傷みます。注文の少ない時間はフライヤーの温度を下げておく、揚げ終わったら火を落としてふたをする、といった小さな工夫を積み重ねると、油の交換の間隔が延び、新しい油を買う量も減ります。
長久手の学生向けの店は、長い休みのあいだに量が落ちる
長久手市には大学が集まり、リニモの沿線や大学の近くには、学生向けの定食屋やラーメン店、唐揚げの店があります。量が多く手ごろな揚げ物は学生に人気のメニューで、授業のある時期は昼を中心に揚げ物がよく出ます。
一方で、夏休みや春休みのような長い休みのあいだは、学生の客が大きく減ります。授業のある時期と休みの時期とで、廃油の量にはっきりとした波があるのが、学生向けの店の特徴です。夏休みが明けて学生が戻ってくると、また量が増えていきます。
学生の多い町では、店で働くスタッフも学生のアルバイトが中心ということがよくあります。卒業や就職で毎年のように人が入れ替わるため、油の交換や廃油の扱いを教え直す機会も多くなります。熱い油を缶に移さない、缶に水やごみを入れない、ふたを閉める、といった基本を短い手順にして厨房に貼っておくと、新しく入った人にも同じやり方が伝わります。
休みの時期に合わせて回収の間隔を変える
回収の頻度は、繁忙期や季節に合わせて変えられます。授業のある時期は間隔を詰め、長い休みのあいだは空ける、という形にしておくと、休み中に半分しか入っていない缶を回収することも、授業が始まってから缶があふれることもありません。大学の授業の日程は前もってわかるので、休みに入る前に相談しておくと段取りが楽になります。
休みの前は、新しい油を買いすぎない
休みの前に新しい油をいつもと同じ量だけ仕入れると、休みのあいだ在庫が残ります。開けた油は時間がたつと傷んでいくので、客の減る時期の前は仕入れを控えめにしておくと無駄が出ません。廃油の回収と油の仕入れを同じ相手にしておけば、量の波に合わせて両方を一度に見直せます。
愛・地球博記念公園の近くの店は、休日と平日の差をならす
長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)は、休日になると家族連れなど多くの人が訪れる場所です。公園の近くや、そこへ向かう道沿いの飲食店では、平日と休日で客の数が大きく変わり、揚げ物の量もそれに合わせて動きます。
休日に揚げ物が集中する店では、休日の営業が終わった時点で廃油がまとまって出ます。平日にゆっくり缶に移せばよいのですが、休日が続く連休の時期は、移す時間もとれないまま缶が埋まっていきます。容器の数に余裕をもたせておくこと、連休の前に回収の間隔を詰めておくことを、前もって相談しておきましょう。繁忙期に合わせた回収頻度の調整や、季節に合わせた変更にも対応しています。
これから店を開くなら、開店の準備に廃油の行き先を入れておく
長久手や尾張旭では、住宅地の中や幹線道路沿いに新しく飲食店が開くこともあります。開店の準備では、内装や厨房機器、メニュー、仕入れ先と決めることが多く、廃油の回収は後回しになりがちです。けれども揚げ物を出す店なら、開店した週から廃油は出ます。行き先が決まっていないと、最初の数週間の廃油が厨房の隅にたまっていくことになります。
開店の準備のなかで、次の順に決めておくと慌てずに済みます。
- メニューから、揚げ物の量とフライヤーの台数を見積もる
- 厨房の図面で、廃油の容器を置く場所を決める
- 揚げ油の仕入れ先を決める
- 回収の業者に所在地を伝え、回収できるかを確かめる
- 容器を置く時期と、最初の回収の目安を相談する
OIL BEESでは、揚げ油の販売と廃油の回収をあわせて頼めるので、3と4を一度に済ませることもできます。
開店したばかりの店は、どれだけ揚げ物が出るかがまだ読めません。見積もりより客が多ければ廃油も早くたまり、少なければ缶がなかなか埋まりません。最初の数か月は、回収の日時と量をポータルで確かめながら、回収の間隔を実際の量に合わせて調整していくのが現実的です。開店の前に完璧な計画を立てるより、置き場と連絡先だけ決めておき、あとは量を見ながら直していくほうが、準備の負担も小さくなります。
回収の記録を、次の仕入れの目安にする
ポータルを見れば、いつどれだけ回収したかが分かります。学生向けの店なら授業のある時期と休みの時期の差が、住宅地の店なら曜日や季節による違いが、数か月分の記録から見えてきます。
この記録は、新しい油を仕入れる量を決めるときの目安になります。廃油の量が増えているのに売上が変わっていない場合は、油の交換が早すぎたり、揚げかすを取らずに使っていたりと、厨房の中に原因があることもあります。数字が手元にあれば、そうした変化にも気づきやすくなります。
瀬戸・尾張旭・長久手の店から出た油は、SAF(航空燃料)やバイオ燃料の原料として使い道が続きます。植物油は買取の対象です。昔ながらの店でも新しい店でも、使い終わった油を資源として出すことに変わりはありません。
よくある質問
Q. 瀬戸市の品野のほうなど、山あいの地域でも対応できますか?
A. 丘陵地の住宅街や大学の近くなど、市内の場所によって事情が違うことがあります。所在地を番地まで伺ってから、回収できるかをお答えします。
Q. 先代のころから付き合いのある業者がいます。切り替えるには何から始めればいいですか?
A. まず今の業者との約束を確かめてください。契約書があれば、解約の申し出の時期と、置いてある容器の扱いを確認します。そのうえで、所在地と揚げ物の量をお知らせいただければ、回収できるかと切り替えの段取りをご相談します。
Q. 学生が少ない時期は、ひと月で1缶もたまりません。それでも頼めますか?
A. 回収は一斗缶2缶分からです。たまるまで店で保管していただき、2缶分になった段階で回収します。休みの時期に合わせて間隔を空けることもできます。
Q. まだ開店前ですが、問い合わせてもよいですか?
A. はい。所在地がわかれば、回収できるかを先に確かめられます。揚げ物のメニューと容器を置く場所の予定がわかると、容器の数の相談も進めやすくなります。
まとめ
- 瀬戸の昔から続く店は、今の業者との約束を書き出し、わからない点があれば見直す
- 尾張旭の住宅地の店は、近所に配慮した置き場を先に決め、2缶から回収を頼む
- 長久手の学生向けの店は、授業のある時期と休みの時期で回収の間隔を変える
- これから開く店は、開店の準備の中で廃油の行き先と揚げ油の仕入れ先を決めておく
- 回収の日時と量はポータルで確認でき、仕入れの量を決める目安になる
OIL BEESでは、瀬戸市・尾張旭市・長久手市の飲食店から出る廃食用油を無料で回収し、植物油は買取の対象としています。容器の設置も無料です。長く続く店も、開いたばかりの店も、まずは所在地と今の油の使い方を教えてください。気軽にお問い合わせください。


