大阪と神戸のあいだに広がる阪神間は、阪急・JR・阪神の三つの路線が東西に並んで走る地域です。尼崎と西宮はその大阪寄りにあり、駅前の商店街、幹線道路沿いの大きな店、住宅地の中の小さな店、海側の工場と、さまざまな形の店や事業所が集まっています。
大まかにいうと、山側には住宅地が広がり、海側には工場や物流の倉庫が多く、そのあいだを国道2号や43号、171号といった幹線道路が通っています。店のある場所によって、出る油の量も、缶を置ける広さも、回収のときの受け渡し方も変わります。
この記事では、尼崎市・西宮市の飲食店や、食品を扱う事業所で起きやすい困りごとをもとに、店の形ごとの廃食用油の出し方をまとめました。OIL BEESは尼崎市・西宮市のお店からのご相談にも対応しています。阪神間の駅前の店でも、国道沿いの店でも、住所を教えていただければ、回収に伺えるかを最初にお返事します。
阪神間の店は、駅前・幹線道路沿い・海側の工場で廃油の出方が分かれる
同じ尼崎・西宮でも、店の形は大きく三つに分けて考えるとわかりやすくなります。
- 駅前や商店街の個人店:一回に出る量は少なく、置き場が狭い
- 幹線道路沿いのロードサイド店:揚げ物の量が多く、駐車場など置き場に余裕がある
- 海側の工場や事業所の食堂:一度にまとまった量が出て、時期による増減がある
このほかに、住宅地の中にある店は、においや見た目で近所に気をつかうことが大事になります。
それぞれで、困りごとの中身が違います。駅前の店は「量が少なくて頼みにくい」、ロードサイドの店は「量が多くて缶が足りない」、工場は「量の波が読めない」、住宅地の店は「近所の目が気になる」という具合です。ここから、店の形ごとに出し方を見ていきます。
駅前や商店街の個人店は、量が少なくても2缶たまったら出せばよい
阪神尼崎駅のまわりの商店街や、阪急の塚口、JRの立花、西宮北口、今津などの駅のまわりには、居酒屋や定食屋、とんかつ店、中華料理店など、個人で営む店が並んでいます。こうした店は、揚げ物を出していても、一回に出る油の量はそれほど多くありません。
商店街には、店先でコロッケや串カツ、天ぷらを揚げて売る精肉店や惣菜店もあります。こうした店は毎日少しずつ揚げるので、飲食店ほど一度に大量には出なくても、油は確実にたまっていきます。店先のフライヤーで揚げている店では、油を缶に移す作業を、商店街の人通りが少ない開店前や閉店後にまとめると、お客さまの前で缶を扱わずにすみます。
量の少ない店で困るのは、「この程度で頼んでいいのか」と迷っているうちに、厨房のすみに缶がたまっていくことです。缶が増えると、置き場が狭くなるだけでなく、古い油のにおいが厨房にこもります。
回収は一斗缶2缶ぶんから受け付けています。容器の設置も無料なので、まず2缶ぶんの置き場を決め、たまったら出す、という形にすれば、量が少なくても無理なく続けられます。
個人の店では、店主が仕込みから接客、会計まで一人でこなしていることも多いはずです。回収のたびに手を止めるのは負担なので、OIL BEESの回収は立ち会い不要にしています。缶を出しておく場所を最初に決めておけば、あとは決めた場所に出しておくだけです。回収の日時と量はポータルに残るので、「もう回収されたかな」と気にかける必要もありません。
国道2号・43号・171号沿いの店は、駐車場の広さを生かして置き場をつくる
尼崎と西宮には、国道2号や43号、地元で「イナイチ」と呼ばれる171号など、交通量の多い幹線道路が通っています。こうした道路沿いには、駐車場のある、とんかつや天ぷら、唐揚げの店や、家族連れ向けのレストランが店を構えています。
ロードサイドの店は、客席が多く、フライヤーを何台も使うので、揚げ油の量が多くなりがちです。そのかわり、駐車場のすみや建物の裏など、缶を置ける場所に余裕があるのが強みです。置き場をつくるときは、次の点に気をつけます。
- お客さまの車の出入りのじゃまにならない、建物の裏手やすみを選ぶ
- 雨が当たらないよう、屋根や軒の下に置く
- 缶の下に受け皿や敷き板を置き、こぼれても地面にしみこまないようにする
- 回収の車が近づきやすい位置にする
国道43号のように大型のトラックが多く通る道路沿いの店では、店の出入り口のそばで缶を受け渡すと、お客さまの車や歩く人と動きが重なります。置き場は道路から離れた建物の裏手にとり、回収の車が駐車場の中で止まれるようにしておくと安全です。夜遅くまで営業する店や、朝早くから開ける店でも、置き場さえ決まっていれば、回収に立ち会う必要はありません。
量の多い店では、忙しい時期に缶が足りなくならないよう、回収の頻度の調整を早めに相談しておくと安心です。OIL BEESは、繁忙期の頻度の調整や、季節に合わせた回収の変更に対応しています。
チェーンで何店舗も構えている場合は、各店の回収の日時と量をポータルで確認できます。店ごとの量を書き出して並べてみると、同じメニューなのに量の多い店があることに気づくこともあります。フライヤーの温度や、油を替える目安が店ごとにずれていないかを見直すきっかけになります。
海側の工場や事業所の食堂は、まとまった量を計画的に出す
尼崎の臨海部や西宮の浜側には、工場や物流の倉庫が集まっています。食品を作る工場や、従業員の食堂を持つ事業所では、揚げ物のラインや大きなフライヤーから、一度にまとまった量の油が出ます。
工場の廃油で大事なのは、量の増減を前もって読んでおくことです。受注が増える時期や、新しい商品の製造が始まる時期には油の量が増え、置き場があふれることがあります。OIL BEESでは、繁忙期の頻度の調整や季節に合わせた回収の変更に対応していますので、生産の予定がわかった段階で知らせてください。
工場で回収の相談をするときは、どの工程から、どんな油が、どれくらい出るかを整理しておくと話が早く進みます。揚げ物のラインのフライヤーの油、食堂の厨房の油、試作室の油というように、出どころごとに分けて書き出してみてください。出どころが分かれていれば、置き場をどこに何か所つくるか、どの油を分けておくかも決めやすくなります。食品工場では、廃油の置き場を製造の区域から離し、回収の人が製造の区域を通らずに置き場まで行ける道すじにしておくと、衛生の面でも安心です。
工場では、廃油の記録を社内で求められることもあります。回収の日時と量はポータルで確認できるので、担当者が交代しても記録をたどれます。回収した油はSAF(航空燃料)やバイオ燃料の原料として再資源化されるので、環境への取り組みとして社内で説明するときの材料にもなります。
植物油は買取の対象です。動物性の油や、ほかのものが混ざりやすい油を使っている工場は、種類ごとに分けて保管し、扱いを事前にご相談ください。従業員の食堂を外部の会社に任せている事業所では、廃油を誰が出すのか(事業所か、食堂を運営する会社か)を、先に社内で決めておくと話が早くなります。
住宅地の中の店は、においと見た目で近所に気をつかう
西宮の夙川や甲子園のあたり、尼崎の住宅地の中にも、カフェやパン屋、持ち帰りの唐揚げ店など、揚げ物を扱う店があります。住宅地の店では、廃油の缶のにおいや見た目が、近所の方の目にふれやすくなります。
- 缶は必ず蓋を閉め、屋外に置くなら、通りから見えにくい場所を選ぶ
- 揚げカスを残したまま缶に入れない(においと虫のもとになる)
- 缶のまわりにこぼれた油は、その日のうちにふき取る
- 置き場の近くにごみ袋を置かない(カラスや猫が寄ってくる)
甲子園球場のまわりの店のように、試合のある日とない日でお客さまの数が大きく変わる店もあります。量が日によってぶれる店は、ポータルで回収の量を見ながら、缶の数に余裕をもたせておくと安心です。
住宅地の細い道に面した店では、回収の車をどこに止めるかも考えておきます。店の駐車場の一角や、建物の前のじゃまにならない場所など、受け渡しの場所とあわせて決めておけば、回収のたびに近所の車の出入りをふさがずにすみます。
尼崎と西宮の両方に店がある場合は、まとめて相談する
阪神間は駅と駅の間が近く、尼崎と西宮の両方に店を持つ方もいます。店ごとに別々の業者に頼んでいると、容器の種類も回収の連絡先もばらばらになり、どの店でどれだけ出たのかがつかみにくくなります。
まとめて相談していただければ、店ごとの住所をいただき、伺えるかどうかを一軒ずつ先にお返事します。そのうえで、回収の日時と量をポータルで確かめられるようにしておけば、店ごとの量の違いもつかみやすくなります。
まとめるときに決めておきたいのは、店ごとの置き場と、誰が窓口になるかです。オーナーや本部がまとめて連絡を受けるのか、店長が自分の店のぶんを受け持つのかを決めておくと、回収の日の変更や量の相談で行き違いが起きません。
OIL BEESは食用油(新油)の販売もしているので、廃油の回収とあわせて、新しい油の仕入れもまとめて頼めます。仕入れと回収の窓口が一つになれば、店長が交代したときの引き継ぎも簡単になります。
よくある質問
Q. 尼崎と西宮に一店ずつあります。まとめて頼めますか?
A. まとめてご相談ください。店ごとに住所と油の量をお聞きし、回収に伺えるかどうかを先にお返事します。始まってからは、各店の回収の日時と量をポータルで見られます。
Q. 西宮の北部、六甲山の北側の店でも対応できますか?
A. 住所をお知らせいただければ、対応できる場所かどうかをそのままお答えします。山口町や塩瀬町のあたりのように、市の中心から離れた場所の店も、まずは住所をお知らせください。できない場所を「できます」とはお答えしません。
Q. 工場で、時期によって廃油の量が大きく変わります。回収の回数を変えてもらえますか?
A. 繁忙期の頻度の調整や、季節に合わせた回収の変更に対応しています。生産の予定がわかった段階で知らせていただければ、量が増える時期に合わせて段取りを組みます。
Q. 住宅地の店なので、廃油のにおいで近所に迷惑をかけないか心配です。どうすればよいですか?
A. 揚げカスをこしてから缶に移し、蓋をしっかり閉めて置くのが基本です。容器の設置は無料なので、蓋の閉まる缶をご用意します。置き場は、通りから見えにくく、雨の当たらない場所を一緒に決めましょう。
まとめ
- 尼崎・西宮の店は、駅前や商店街の個人店、幹線道路沿いの店、海側の工場で、廃油の出方と困りごとが分かれる
- 駅前の小さな店は、2缶たまったら出す形と立ち会い不要の回収で、無理なく続けられる
- 国道沿いのロードサイド店は、駐車場のすみや建物の裏に、雨の当たらない置き場をつくる
- 工場や事業所の食堂は、生産の予定にあわせて回収の頻度の調整を早めに相談する
- 両市に店がある場合は、まとめて相談すると、連絡先と記録を一つにできる
OIL BEESでは、尼崎市・西宮市の飲食店や食品工場の廃食用油を無料回収・買取しています。容器は無料で設置し、一斗缶2缶ぶんから、立ち会いなしで回収します。住所をお聞きしてから、回収に伺えるかどうかを先にお返事しますので、駅前の小さな店から国道沿いの店、工場の担当の方まで、気軽にお問い合わせください。


