木曽川をはさんで愛知県と向かい合う各務原市と羽島市は、名古屋からも行き来しやすい岐阜県南部の街です。各務原市は航空機に関わる工場が集まる街として知られ、航空自衛隊岐阜基地もあります。東海北陸自動車道の岐阜各務原インターや国道21号が通り、名鉄各務原線とJR高山本線が東西に走っています。羽島市には東海道新幹線の岐阜羽島駅と名神高速の岐阜羽島インターがあり、一宮市や津島市とともに、尾州と呼ばれる毛織物の産地の一角を占めてきました。
このふたつの市には、工場の社員食堂や、弁当・惣菜を作る製造現場、給食や病院の厨房など、一度に出る油の量が多い現場があります。量の多い現場では、「回収してもらえるか」よりも、「作業を止めずに続けられるか」「担当が替わっても回るか」が気になるところだと思います。
OIL BEESは名古屋市北区を拠点に、各務原市と羽島市の廃食用油を回収しています。回収と容器の設置は無料で、回収のときの立ち会いは要りません。この記事では、量の多い厨房で回収を続けるための段取りを、現場の種類ごとにまとめます。
工場の社員食堂は、稼働日と食数で廃油の量が決まる
社員食堂の揚げ物の量は、工場の稼働日と食数にほぼ連動します。昼の定食で唐揚げやフライを出す日が多い食堂では、稼働日が続けばそれだけ油を替える回数も増えます。逆に、工場が止まる日は食堂も止まり、廃油はほとんど出ません。
量を読むときは、食堂の献立表と工場の稼働カレンダーを並べて見るのがいちばん確かです。揚げ物の日と稼働日が重なる週は缶が早く埋まり、休みの多い月は缶がなかなか埋まりません。月ごとの量の差が大きい食堂ほど、回収の間隔を決め打ちにせず、稼働に合わせて見直していくほうが無理がありません。
交替勤務のある工場は、フライヤーを動かす時間が長い
昼勤と夜勤がある工場では、食堂が夜まで開いていたり、夜食の弁当を作っていたりします。フライヤーを動かす時間が長くなるぶん、油の傷みも早く、交換の回数が増えます。夜の時間帯に油を替える場合は、明るい昼間の担当者と夜の担当者の間で、どちらが缶に移すかを決めておくと、移し忘れや二重の交換を防げます。
長い休みの前後は量が偏る
大型連休や年末年始のように工場が長く止まる時期は、休みに入る前に油を全部入れ替えることが多く、その直前に缶が一気に埋まります。休み明けは、しばらく量が少なくなります。こうした季節の波に合わせて、回収の頻度を変えることができます。休みの予定が決まったら、早めに相談してください。
ラードや牛脂を使う食堂は種類を伝える
とんかつにラードを混ぜるなど、動物性の脂を使っている食堂もあります。植物油は買取の対象です。動物性の脂を使っている場合や、植物油に混ぜて使っている場合は、種類と混ぜ方を最初にお伝えください。扱いを確かめたうえでご案内します。
揚げ油が航空燃料の原料になる
集めた廃食用油は、SAF(航空燃料)やバイオ燃料の原料に生まれ変わります。航空機の街として知られる各務原で、食堂の揚げ油が航空燃料の原料に回るというのは、社内で伝えるときにも分かりやすい話です。回収の量はポータルで確認できるので、環境への取り組みを社内の報告にまとめるときの材料にもなります。
弁当・惣菜の製造現場は、容器を作業の流れに組み込む
弁当や惣菜を作る現場では、朝の早い時間から唐揚げやコロッケ、天ぷらを揚げ続けます。量が多いだけでなく、作業の手を止めずに油を替えたいというのが現場の本音だと思います。そのためには、廃油の容器を「空いた場所に置く」のではなく、作業の流れの中に位置を決めて組み込むのがこつです。
フライヤーから置き場までの順路を決める
油の交換は、フライヤーから油を抜く、冷ます、缶に移す、置き場へ運ぶ、という順に進みます。この順路が、盛り付けや包装をする場所を横切らないようにしておくと、衛生面でも安全面でも安心です。冷ます場所はフライヤーの近くに決め、熱い油を持って長い距離を歩かないようにします。
置き場は作業場の外、搬出口の近くにする
いっぱいになった缶は、作業場の外の、搬出口に近い場所にまとめておきます。缶は重いので、作業場から置き場までは台車で運べるように、段差や狭い通路がない道を選んでおきます。OIL BEESの回収は立ち会い不要なので、回収の担当が作業場の中に入らずに済む場所に置いておけば、製造の手を止める必要がありません。缶の数が多い現場では、空き缶といっぱいの缶を置く位置を分けておくと、取り違えも起きません。
朝の早い現場は、前日のうちに空き缶を並べておく
夜明け前から揚げ始める現場では、交換のときに空き缶が見つからないと、それだけで作業が止まります。前日の片付けのときに、翌朝の交換で使う空き缶をフライヤーの近くに並べておくと、早朝の担当者が迷いません。空き缶の置き場にも決まった位置を作り、使ったら補充する、という流れをそろえておきます。
揚げかすと油を分けてから缶に移す
量の多い現場ほど、揚げかすの量も増えます。揚げかすが混じったまま缶に入れると、保管している間に臭いが強くなり、油の質も落ちます。フライヤーの網や油こし器で揚げかすを取ってから缶に移す手順を、作業の決まりとして書き出しておくと、誰が当番でも同じように片付けられます。
構内の決まりが多い工場は、置き場を門の近くに寄せる
各務原市には航空機に関わる工場をはじめ、構内への立ち入りや車の出入りに決まりのある工場もあります。こうした工場では、廃油の置き場をどこにするかで、回収の手間が大きく変わります。食堂のすぐ裏に置き場を作ると、回収のたびに構内の奥まで車が入ることになり、入構の手続きや付き添いの段取りが毎回必要になります。
置き場を正門や通用門の近く、構内の外周に寄せておけば、回収の担当が構内を走る距離が短くなり、手続きも軽く済みます。食堂から置き場まで缶を運ぶ距離は少し延びますが、台車を一台用意しておけば、重い缶でも無理なく運べます。
窓口になる人を一人決めておく
工場の総務、食堂の責任者、食堂を受託している会社の担当者など、廃油にかかわる人が多い工場ほど、だれが回収の窓口になるのかがあいまいになります。置き場の変更や量の相談、入構の決まりが変わったときの連絡を受ける人を一人決めておくと、話が行き違いません。回収の記録はポータルで確認できるので、窓口の人以外も同じ情報を見られます。
給食や病院・福祉施設の厨房は、担当が替わっても続く形にしておく
学校給食の調理場や、病院・福祉施設の厨房では、異動や年度替わりで担当者が替わることがあります。前の担当者が回収の段取りを頭の中だけで覚えていると、替わったとたんに缶がたまったまま置かれたり、置き場が分からなくなったりします。
続く形にするには、次のことを引き継ぎの書類にまとめておくのが確かです。
- 缶の置き場所と、空き缶をしまっている場所
- 油を替える目安と、缶に移す手順
- 回収を頼む窓口と、量が増えたときの相談先
- ポータルで回収の記録を見る方法
回収の日時と量はポータルで確認できるので、新しい担当者も、これまでいつどれだけ出していたかをすぐに把握できます。
献立表で揚げ物の多い週を先に読む
給食や病院の厨房は、献立が前もって決まっているのが強みです。献立表で揚げ物の日に印を付けておけば、どの週に缶が早く埋まるのかが先に分かります。揚げ物の続く週の前に空き缶を多めに用意しておけば、置き場があふれる心配がありません。行事食などで揚げ物が重なる時期が分かっている場合は、回収の頻度をその時期だけ変えることもできます。
岐阜羽島駅と岐阜羽島インターのまわりの店・ホテル
岐阜羽島駅と岐阜羽島インターの周辺には、出張や乗り継ぎで立ち寄る人のためのビジネスホテル、飲食店、車で来るお客さんを相手にした店が集まっています。ホテルの朝食で唐揚げやフライを出したり、夜の宴会で揚げ物を出したりする厨房では、宿泊や予約の数によって油の量が変わります。
インターに近い幹線道路沿いには、トラックの運転手や近くの工場で働く人が昼に立ち寄る定食屋や食堂もあります。こうした店は昼の時間に揚げ物の注文が集中し、平日と休日で量の差が出やすいのが特徴です。休日に工場が止まる地域では、平日に缶が埋まり、休日はほとんど増えないという出方になります。
駅やインターの近くの飲食店は、昼と夜の客の入れ替わりが早く、片付けの時間が限られます。油を替えたら、冷めるまでフライヤーにふたをしておき、次の仕込みの前に缶へ移す、という順番にしておくと、混む時間に熱い油を扱わずに済みます。
量の少ない店でも、一斗缶で2缶たまれば回収の対象になります。ホテルの厨房と、同じ建物に入る飲食店がそれぞれ回収を考えている場合は、店ごとに置き場と缶を分けておくと、記録も分かりやすくなります。
愛知側の工場や店とあわせて相談したいとき
各務原市は木曽川をはさんで犬山市と向かい合い、羽島市は木曽川を渡ればすぐ一宮市です。愛知県側と岐阜県側の両方に工場や店を持っている場合は、拠点ごとの所在地を一覧にして伝えてください。それぞれ回収できるかをお答えします。
食用油(新油)の販売もしているので、食堂や製造現場で使う揚げ油の仕入れと、廃油の回収をあわせて頼むこともできます。使った量と回収した量を同じ相手と話せるので、油の使い方を見直すきっかけにもなります。
各務原市と羽島市の店や工場は回収の対象です。そのほかの場所にある拠点は、所在地を教えていただければ、対応できるかを正直にお伝えします。確かめないまま引き受けて、あとから「行けませんでした」とならないようにしています。
よくある質問
Q. 各務原市や羽島市の郊外にある工場でも回収してもらえますか
A. 各務原市と羽島市の工場や店は回収の対象です。市の境に近い場所や、郊外の工業団地の中などで心配な場合は、所在地を教えていただければ、対応できるかを正直にお伝えします。
Q. 工場に入るには手続きが要ります。回収のたびに立ち会いが必要ですか
A. 回収に立ち会いは要りません。入構の手続きや、置き場所についての決まりがあれば、最初に教えてください。そのうえで回収の段取りを相談します。搬出口の近くなど、構内の奥まで入らずに済む場所に置き場を決めておくと、手続きも軽くなります。
Q. 長い休みの前だけ回収を増やしたいのですが
A. 工場の稼働や食堂の繁忙に合わせて、回収の間隔を調整できます。長期休暇の予定や、量が増えそうな時期が分かったら、早めに相談してください。
Q. 食堂で使う揚げ油の仕入れもまとめられますか
A. 新油の販売も行っており、回収とまとめて依頼できます。今使っている油の種類と量を教えていただければ、ご案内します。
まとめ
- 各務原市・羽島市の工場や店の廃食用油を無料で回収し、容器の設置も無料。立ち会いは不要
- 社員食堂の量は稼働日と食数で決まるので、稼働カレンダーと献立表を並べて読む
- 弁当・惣菜の製造現場は、冷ます場所と置き場を作業の流れに組み込み、作業場の外にまとめる
- 給食や病院の厨房は、置き場と手順、ポータルの見方を引き継ぎの書類に残す
- 愛知側の拠点やほかの場所は、所在地を伺って対応できるかを正直にお伝えする
OIL BEESでは、各務原市・羽島市の工場や飲食店の廃食用油を無料回収・買取しています。量の多い現場でも、作業を止めずに続けられる段取りを一緒に考えます。まずは拠点の所在地と、今の油の使い方を教えてください。気軽にお問い合わせください。


