「栄のビルの4階で店をやっています。廃油の置き場なんてどこにもありません」——名古屋の繁華街のお店から、よくいただくご相談です。
名古屋市中区、特に栄・錦・新栄エリアは、雑居ビルに飲食店が積み上がるように入っている地域です。1棟に10軒以上の飲食店が入っていることも珍しくありません。1階以外の店舗では、屋外に容器を置くという発想が成り立ちません。
この記事では、繁華街の雑居ビル店舗が廃油をどう出せばいいかを、このエリアの実情に沿ってお伝えします。
栄・中区エリア特有の3つの事情
1. 上階の店舗が多い
2階、3階、地下1階——このエリアの飲食店は、路面店より上下階の店舗のほうが多いくらいです。エレベーターがない建物もあり、油の運び出しが物理的に大変です。
重い缶を階段で下ろすのは、事故のリスクもあります。容器のサイズを小さくする、回収の頻度を上げる——この2つで負担は大きく下がります。
2. 共用部のルールが厳しい
ビルによって、共用の廊下や階段への物品の設置が禁止されています。「廃油の容器を廊下に置いておく」ができない建物が多いのです。管理会社との確認が前提になります。
3. 夜が主戦場で日中は無人
栄の飲食店は、夕方から深夜が営業時間です。日中に店にいる人がいないため、回収に立ち会えないという前提で組む必要があります。
諦めてしまうと起きること
- 🔸 シンクに流してしまう:ビル全体の排水に影響し、他のテナントを巻き込みます
- 🔸 凝固剤の費用と手間が続く:少量でも毎回の作業が積み重なります
- 🔸 買取の機会を逃す:植物油は本来、価値のある資源です
- 🔸 店内に古い油が溜まる:狭い店舗では場所も匂いも大きな負担です
- 🔸 ビルの配管トラブルの原因になる:修繕費の負担という話にもなりかねません
とくに排水トラブルは、繁華街の古いビルで実際に起きています。上階の店が流した油が、下の階や建物全体の配管に溜まる。これは自分の店だけの問題では終わりません。
雑居ビルでも回る出し方
1. 店内に小さめの容器を置く
18L缶が置けないなら、小さい容器にします。置ける大きさから逆算すれば、必ず選択肢はあります。その代わり、回収の頻度を上げてバランスを取ります。
2. 回収日の朝や搬出時間に合わせて出す
ビルのゴミ搬出のルールに合わせて、決まった時間に1階まで出す形にします。「常時置いておく」のではなく「出す日だけ出す」という運用なら、共用部のルールに抵触しにくくなります。
3. 管理会社に一度確認する
- ✅ ゴミ置き場や搬出スペースが使えるか——使えれば一気に解決します
- ✅ 同じビルの他店がどうしているか——既に回収が入っている場合があります
- ✅ 搬出の時間帯の指定があるか——それに合わせて回収日を組みます
実は「同じビルに既に回収が入っている」というケースが、栄エリアでは珍しくありません。その場合は、同じタイミングで回るだけなので話が早く進みます。
ビル単位でまとめるという選択
1棟に飲食店が何軒も入っているなら、ビル単位で廃油をまとめるという方法があります。共用部の一角に容器を置き、各店がそこに出す形です。
1店舗あたりの量が少なくても、建物全体ではまとまった量になります。回収の効率が上がり、各店の置き場問題も同時に解決します。ビルのオーナーや管理会社の了解が必要ですが、話してみる価値は十分あります。
「隣の店も困っているみたいだ」という状況なら、声をかけて一緒にご相談いただくのも歓迎です。まとめてお話をうかがって、建物に合った形をご提案します。
OIL BEESなら栄・中区でどう対応するか
OIL BEESは名古屋市北区に拠点があり、中区・栄エリアも回収エリアです。雑居ビルの上階店舗、地下店舗、少量のお店——これまで多くの事例に対応してきました。回収費用はかかりません。植物油は買取の対象です。
容器は店舗の広さに合うサイズを無料で設置します。搬出の時間帯やビルのルールに合わせて回収日を組みます。立ち会いは不要です。
「うちの階からどう出すのが現実的か」——これは建物を見ないと判断できません。一度お店とビルの構造を見させていただければ、何通りかご提案して選んでいただきます。
階段・エレベーターで運ぶときの安全
上階の店舗では、油を運ぶ作業そのものがリスクになります。こぼさない工夫と、運ぶ量を小さくする工夫の両方が効きます。
- 🔸 容器は小さめを複数に分ける:一度に重いものを運ぶより安全で、階段でも扱えます
- 🔸 必ず冷めてから移す:熱い油を運ぶのは、やけどの危険が大きくなります
- 🔸 フタを閉めてから動かす:共用部を汚すと、管理会社とのトラブルにつながります
- 🔸 台車と受け皿を使う:一滴もこぼさない前提で用意しておくと安心です
共用部を汚さない運用ができていると、管理会社との話も通しやすくなります。ここは置き場の交渉にも効いてくる部分です。
よくある質問
Q. ビルの4階ですが、取りに来てもらえますか?
A. 1階の指定場所に出していただく形が基本です。運び出しの負担を減らすため、容器のサイズと頻度を調整してご提案します。
Q. 月に数リットルしか出ません。
A. 少量でも対応します。最小2缶から、溜まったタイミングでご連絡いただく形も可能です。
Q. 管理会社にどう説明すればいいですか?
A. 説明の仕方も含めてお手伝いします。同じビルで既に他のテナントが利用しているケースもありますので、まずはご相談ください。
Q. 深夜営業なので日中は誰もいません。
A. 立ち会いは不要です。出し方と場所を最初に決めておけば、以降は問題なく回ります。記録はポータルで確認いただけます。
まとめ
- ✅ 上階店舗は容器を小さく、頻度を上げる——運び出しの負担を減らす
- ✅ 「常時置く」のではなく「出す日だけ出す」——共用部のルールに合わせる
- ✅ 同じビルの他店の状況を確認する——既に回収が入っていることも多い
- ✅ ビル単位でまとめる選択肢もある——各店の置き場問題が同時に解決する
OIL BEESでは、名古屋市中区・栄エリアの雑居ビル店舗の廃食用油を無料回収・買取しています。「うちのビルでもできる?」というご確認からで構いません。気軽にお問い合わせください。一度お店を見させてもらい、ベストな提案をいたします。


