はじめに:イベント出店で発生する「廃油問題」、そのままにしていませんか?
フードフェスや地域の屋外イベント、学園祭などで揚げ物メニューを提供する際、大量に発生するのが「廃食用油」。普段の店舗営業と異なり、屋外という特殊な環境下では、廃油の管理・衛生・安全面でのトラブルが起こりやすくなります。
たとえばこんな経験はありませんか?
- 廃油を一時保管する場所がなく、困った
- 暑さで油が傷んでしまった
- 子どもが近づいてヒヤッとした
- 終了後、どう処理していいか分からない
こうしたトラブルを防ぐには、事前の準備と現場での適切な対応が重要です。本記事では、イベント出店時に役立つ「廃油管理のチェックリスト」と「安全・衛生対策」を紹介します。
1. 廃油保管容器の準備:耐熱・密閉・持ち運びしやすいものを選ぶ
イベントでは、営業中に廃油が次第に増えていきます。保管容器を忘れたり、適さない容器を使ったりすると、こぼれ・やけど・悪臭などのトラブルのもとになります。
選ぶポイント:
- 金属製または耐熱性の高い素材
- しっかり密閉できるフタ付き
- 持ち運びしやすいサイズと形状
- 倒れにくい広口タイプがおすすめ
使用済みの一斗缶や廃油専用ポリタンクを準備し、使用前にしっかり洗浄&乾燥しておくことも忘れずに。
2. 油の劣化を防ぐ管理方法:長時間営業での品質維持がカギ
屋外イベントでは、気温や直射日光によって油が通常より早く劣化します。酸化した油は風味を損ない、揚げ物がべたつく・臭う・色が悪くなるなど、品質への影響も大。
劣化防止のコツ:
- 日陰にフライヤーや油を配置する
- 食材カスはこまめに取り除く
- 可能であれば途中で油を追加・交換する
- 蓋付きのフライヤーや保温容器を活用
営業前後に油の酸化チェック(目視・臭い・粘度)を行い、交換タイミングを逃さないことも重要です。

3. 安全対策:火災・転倒・やけどを未然に防ぐ
イベント会場では子どもや高齢者など、飲食店以上にさまざまな人が周囲にいます。安全確保は“当たり前”ではなく、“戦略”です。
事前にチェックすべき項目:
- フライヤーの設置場所は人通りから離す
- 周囲に消火器・消火用の布・バケツなどを常備
- 足元に滑り止めマットを敷く
- 廃油容器のフタは必ず閉め、倒れない位置に固定
- 調理担当者は軍手や耐熱手袋を着用
これらは万一の事故を防ぐだけでなく、主催者や行政からの評価にもつながります。
4. 廃油の処理方法:イベント終了後の「持ち帰り・回収」までが仕事
イベントが終わったあと、意外と忘れがちなのが廃油の後始末です。多くのイベントでは「各出店者で責任を持って処理」とされており、準備不足だと焦る原因に。
対応方法の例:
- 回収業者に事前依頼し、現地回収してもらう
- 自店舗に持ち帰って処理する(こぼれ防止を徹底)
- イベント主催側と協力し、一括回収スキームを構築する
OIL BEESでは、イベント会場での一時的な廃油回収の相談にも対応可能です。大量発生が見込まれる場合は、事前にご相談ください。
5. スタッフ教育・マニュアル作成:属人的対応をなくす
現場での事故やトラブルは、「分かっているつもり」から起こります。イベント営業前には、スタッフ全員に安全・衛生・廃油管理についての確認を行い、簡単なマニュアルを共有しておくと安心です。
例:
- 廃油の注ぎ方・保管方法
- 万一こぼれたときの対応手順
- お客様が近づいた際の声かけルール
あらかじめルール化しておくことで、誰が対応しても一定の品質と安全を保てます。
おわりに:準備こそが“繁盛”を生む
イベント出店は売上拡大や新規顧客の獲得に大きなチャンスです。その一方で、準備不足によるトラブルはお客様・主催者・スタッフ全員にとってマイナスです。
廃油は「目に見えにくいけれど、絶対に対策が必要」なポイント。だからこそ、今回のチェックリストを参考に、事前準備と現場対応を万全に整えておくことが成功のカギです。
OIL BEESでは、イベント出店者向けの廃油回収・容器のご相談・現地対応なども柔軟にサポートしています。お気軽にご相談ください。



