用語– archive –
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ヨウ素価
ヨウ素価(Iodine Value)とは、油脂100gに付加されるヨウ素のグラム数で示す指標で、油脂中の不飽和脂肪酸の含有量を表します。亜麻仁油(170〜200)のように高い油は「乾性油」、オリーブオイル(80〜90)のように低い油は「不乾性油」と分類されます。... -
オキシステロール
オキシステロール(Oxysterols)とは、コレステロールが酸化されて生成される一群の化合物です。動物性油脂を含む食材を高温調理した際に生成されやすく、揚げ物・焼き物の油劣化過程で増加します。動脈硬化・神経変性疾患との関連が指摘されており、食品... -
アクロレイン
アクロレイン(Acrolein)とは、油脂を加熱した際にグリセリンが脱水して生成される刺激性の強い揮発性化合物です。劣化した油や発煙点を超えた加熱で大量に発生し、目や喉への刺激・呼吸器症状の原因となります。揚げ調理時の独特の刺激臭の主成分であり... -
遊離脂肪酸(FFA)
遊離脂肪酸(Free Fatty Acids/略称FFA)とは、トリグリセリドが加水分解されてグリセリンと分離した状態の脂肪酸を指します。揚げ油では水分・食材接触・加熱により加水分解が進み、FFAが増加します。新油のFFAは0.05〜0.1%程度ですが、劣化油では1〜5%... -
発煙点
発煙点(Smoke Point)とは、油を加熱した際に煙が連続的に発生し始める温度のことです。新油の発煙点は油種により異なり、精製サラダ油で約230℃、ごま油で約180℃、エキストラバージンオリーブオイルで約190℃です。劣化が進むと発煙点は急速に低下し、加熱... -
過酸化物価(POV)
過酸化物価(Peroxide Value/略称POV)とは、油脂中の過酸化物量を表す指標で、油1kgあたりの過酸化物のミリ当量(meq/kg)で示します。油の初期酸化を捉える指標として国際的に使われ、新油は10以下、劣化油では30を超えます。長期保管中の品質劣化や、... -
極性化合物(TPM)
極性化合物(Total Polar Materials/略称TPM)とは、加熱劣化した食用油中に生成される酸化生成物・重合物・遊離脂肪酸など、極性を持つ成分の総量を百分率で示した値です。新油では2〜3%、劣化油では25%を超えます。EUを中心に多くの国が「TPM 24%超」を... -
酸価(AV)
酸価(Acid Value/略称AV)とは、油脂1gに含まれる遊離脂肪酸を中和するのに必要な水酸化カリウム(KOH)のmg数で表す油の劣化指標です。新油の酸価は0.1〜0.3程度ですが、加熱・水分・食材接触により上昇します。日本では弁当及びそうざいの衛生規範で揚... -
トラップグリース
トラップグリース(Trap Grease)とは、飲食店や食品工場のグリーストラップに堆積する油脂・スカム層を指します。調理排水に含まれる油分が水面に浮いて固まったもので、悪臭・害虫発生・配管閉塞の主因となります。一般的な廃食用油より含水率が高く、有... -
ブラウングリース
ブラウングリース(Brown Grease)とは、グリーストラップから回収される油脂や、長時間使用されて遊離脂肪酸(FFA)が15%を超える劣化した廃油の区分を指します。色味が褐色〜黒色となり、水分・固形物を多く含むのが特徴です。直接的なバイオ燃料原料化... -
イエローグリース
イエローグリース(Yellow Grease)とは、フライヤーやフライパンで使用された後、比較的劣化が少なく液状を保っている廃食用油のグレードを指す業界用語です。北米市場で流通する廃油の品質区分として一般化しており、遊離脂肪酸(FFA)が15%以下のものが... -
使用済み食用油(UCO)
使用済み食用油(Used Cooking Oil/略称UCO)とは、飲食店や食品工場、家庭などで揚げ物・炒め物に使われた後の食用油を指します。新油との違いは、加熱と食材接触により酸化・着色・粘度上昇・遊離脂肪酸の増加などの劣化が進んでいる点にあります。日本...

