廃油の保管、なんとなくやっていませんか?
飲食店や食品工場では、毎日の調理や製造の中で必ず「使用済みの油(廃油)」が発生します。
「とりあえずペール缶に入れておけばいい」
「外に置いておけばOKでしょ?」
…実はその保管方法、衛生・安全・法令のすべてに問題があるかもしれません。
この記事では、廃油の正しい分別と保管の基本ルールを、NG例とあわせて分かりやすく解説します。
✅ 廃油分別の基本ルール
廃油は「使い終わったらすべて同じ」というわけではありません。
以下のように分類されることを意識しましょう。
廃油のタイプ | 例 | 注意点 |
---|---|---|
液状の揚げ油 | サラダ油、キャノーラ油など | 比較的処理しやすく回収しやすい |
固形油脂 | ラード、ショートニングなど | 容器によっては固まりやすいので要注意 |
異物混入油 | 食材カス、水、洗剤など混入 | 回収できない/処理費用がかかることも |
✅ できるだけ油以外の異物を混ぜずに保管することが、衛生面にも再資源化にもつながります。
✅ 安全な廃油保管のやり方(基本の3ステップ)
① 専用容器を使う
- ドラム缶や密閉できるポリタンクなど、油用の専用容器がベスト
- ラップやビニールでフタをするだけはNG(臭い・虫・火災リスク)
② 日陰・屋内で保管する
- 廃油は高温や直射日光に弱く、酸化・悪臭・発火の原因に
- 屋根付きの場所 or 室内での保管が理想
③ 異物を入れない
- 調理ごみ・水・洗剤などが混ざらないように注意
- フタは必ず閉める。雨が入るだけでも回収NGになることも

❌ よくあるNG例とトラブル
NG行動 | 起きる問題 |
---|---|
ペール缶を外に放置 | 虫がわく、異臭が発生、近隣から苦情も… |
油に洗い物の水が混入 | 腐敗、回収拒否、追加費用発生 |
廃油を排水に流す | 法律違反、罰則対象(廃棄物処理法) |
✅ 廃油回収業者選びでもうまくいく!
どんなに丁寧に保管しても、回収業者が対応できなければ意味がありません。
業者選びでは以下のポイントが重要です。
- ✅ 無料で専用容器を貸してくれる
- ✅ スケジュールに柔軟対応してくれる
- ✅ 許可のある業者である(産廃処理法)
- ✅ 回収後のリサイクル先が明確
OIL BEESなら、すべて無料かつ合法・安心対応。
廃油の量・種類・保管状況に応じて、最適な容器とスケジュールを提案します。
まとめ|正しい分別と保管が“未来のコスト”を減らす
廃油は、「とりあえず処理」していても、
正しく分別・保管するだけでコスト削減・衛生改善・法令順守につながります。
今すぐ見直したいポイントはこの3つ:
- 容器は専用のものを使っているか?
- ゴミや水が混ざっていないか?
- 適切な業者に回収を依頼しているか?
OIL BEESでは、廃油の無料回収に加え、容器の貸し出しや回収履歴の見える化、酸化度検査まで対応。
「今の保管方法で大丈夫?」
「容器だけでも貸してほしい」
という方も、まずはお気軽にご相談ください!