飲食店で日常的に出る「廃食用油(使用済み油)」の処理、みなさんはどうしていますか?
多くのお店では、専門業者に回収を委託していると思いますが、その際に意外と見落とされがちなのが「契約書の内容」です。
「昔からの付き合いだから大丈夫」
「無料って言われたからサインしただけ」
そんな油断が、のちのち思わぬトラブルにつながる可能性があります。
この記事では、廃油処理を業者に任せる際に確認すべき「契約書のチェックポイント」と、「よくあるトラブル事例」「回避するための対策」をわかりやすく解説します。
よくある廃油処理のトラブルとは?
まずは、実際に業界で起きているトラブル事例を紹介します。
❌「無料回収」だと思っていたら、あとから請求された
→ 契約書に“保管料”“緊急対応費”“容器レンタル代”などの名目で料金が含まれていた。
❌「買取がある」と言われたのに1円も入金されない
→ 買取条件や価格があいまいなまま契約。結局、業者が利益を得ていた。
❌ 回収日を守ってもらえない・連絡がつかない
→ 回収頻度や緊急対応についての記載がなく、対応が不明確。
❌ 突然契約を解除された
→ 契約期間や中途解約の条件があいまいで、一方的な解除を受けた。

【重要】契約書でチェックすべき5つのポイント
こうしたトラブルを避けるには、契約書をしっかり読み、以下の項目を必ずチェックしましょう。
① 【費用の有無と内訳】
「無料」と言われても、以下の点は必ず明記されているか確認を。
- 回収料金(無料/有料)
- 容器レンタル費の有無
- 緊急対応費・追加料金の条件
あいまいな表現や注釈に注意。「原則無料」「基本無料」などの場合、例外が必ず記載されています。
② 【買取に関する条件】
もし買取付きの回収であれば、以下をチェック:
- 買取価格の決定方法(相場連動?固定?)
- 支払い方法とスケジュール
- 油の状態による減額条件(異物混入・水分など)
「買取がある」と口頭で言われた場合でも、契約書に明記されていなければ無効になる可能性があります。
③ 【回収スケジュール・柔軟対応の記載】
- 定期回収の曜日・頻度(例:週1回、月2回など)
- イレギュラー時(繁忙期など)の臨時対応についての取り決め
- 回収できなかった場合の対応(振替?スキップ?)
明文化されていないと、「言った言わない」のトラブルのもとです。
④ 【契約期間と解約条件】
- 最低契約期間の有無
- 解約通知の期日(例:30日前まで)
- 解約違約金の有無・条件
「気に入らなかったらやめればいい」と思っていても、途中解約で違約金が発生する契約になっている場合があります。
⑤ 【責任の所在と法令遵守】
- 廃棄物の管理責任(誰が最終処分するのか)
- 適正な処理(マニフェストの発行など)の取り決め
- 賠償責任や損害発生時の対応
法的トラブルを避けるためにも、「委託する範囲」と「業者側の責任」が明記されているか要確認です。
契約書に不安があるときはどうする?
- 一度契約した内容でも、「内容が不明確だ」「説明がなかった」という場合は、再確認・再契約が可能です。
- 口頭説明だけで契約してしまった場合は、書面のコピーを要求しましょう。
- もし不当な条項やリスクがある場合は、行政や消費生活センターに相談するのも手です。
OIL BEESの契約対応は「明瞭・柔軟・安心」
OIL BEESでは、飲食店様に安心してご利用いただけるよう、契約書の内容もわかりやすく・丁寧にご説明しています。
- 完全無料回収・買取条件も明示
- 契約期間なし・縛りなし(※条件あり)
- 突然の解約でも対応柔軟
- 電子契約&ポータルサイトで情報管理もラクラク
契約に不安がある方は、まず無料相談・お見積りからお気軽にご連絡ください。
【まとめ】
- 廃油処理の契約書は「口約束NG」「条件の明文化」が大切
- 費用・買取・スケジュール・責任の所在は要チェック
- トラブル防止には、業者の説明力とサポート体制が重要
- OIL BEESでは明朗な契約と柔軟対応で飲食店をサポート
見えないリスクを、見える安心に。
廃油処理の契約も、信頼できるパートナー選びから始まります。