「使い終わった食用油が、飛行機や車の燃料になる」
少し前までは夢のような話でしたが、今では世界中で実用化が進んでいる現実です。
廃食用油を再利用したバイオ燃料は、地球温暖化対策や資源循環の観点から注目を集めています。
この記事では、廃油バイオ燃料の最新動向と、航空機・車両での導入事例をわかりやすくご紹介します。
廃油からつくられるバイオ燃料とは?
バイオ燃料とは、植物や動物などの生物由来の資源を原料とする燃料のこと。
その中でも「廃食用油」からつくられるものは、SAF(Sustainable Aviation Fuel=持続可能な航空燃料)やBDF(Biodiesel Fuel=バイオディーゼル燃料)と呼ばれています。
特徴は次の通りです。
- 二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に削減
- 石油に比べて再生可能で持続性が高い
- 廃棄物を有効利用するため「ごみ削減」にも貢献
まさに環境にも社会にもメリットが大きい燃料なのです。
航空機での最新事例
JAL・ANA(日本)
- 国内大手航空会社は、廃食用油を原料としたSAFの導入を積極的に進めています。
- 2023年には、使用済みの食用油からつくられた燃料で実際に商業フライトを運航。
- 国際線を中心に、「2030年までにSAF利用率10%」という目標を掲げています。
世界の航空会社
- ユナイテッド航空(米国)やルフトハンザ航空(ドイツ)なども、すでにSAFを定期便で使用。
- 国際航空業界全体で、2050年までにカーボンニュートラル(CO2排出実質ゼロ)を目指す動きが強まっています。
✈ 廃食用油が「空を飛ぶ燃料」に変わる時代は、もう始まっています。

自動車・トラックでの最新事例
バスや配送トラック
- ヨーロッパでは、市バスや物流トラックで廃油由来のバイオディーゼルが広く普及。
- 日本国内でも、自治体や一部企業が回収した天ぷら油を精製し、公用車や給食配送車に利用する取り組みが始まっています。
一般乗用車
- ディーゼル車であれば、一定の混合率でバイオディーゼル燃料を利用可能。
- 環境意識の高いドライバーや企業フリートで導入が進みつつあります。
船舶や発電にも拡大中
- 大型船舶では、従来の重油に代わって廃油バイオ燃料を混合使用する実験が進行中。
- 一部の発電所では、廃食用油を燃料として発電する取り組みも始まっています。
これにより、陸・海・空すべての分野で廃油バイオ燃料が活躍する未来が見えてきました。
廃油を提供する私たちの役割
こうしたバイオ燃料の広がりは、飲食店や家庭から出る廃食用油が原料です。
つまり、普段の「油の処理方法」が未来のエネルギーにつながります。
OIL BEESでは、回収した廃食用油をリサイクル業者へ渡し、航空燃料・車両燃料・石鹸などへと生まれ変わる道を支えています。
「廃油をゴミにせず資源にする」ことは、飲食店にとっても環境貢献のPRポイントになり、企業価値を高める要素となります。
まとめ|廃油は未来のエネルギー
- 廃食用油からつくられるバイオ燃料は、航空・自動車・船舶・発電まで活用が広がっている
- CO2削減や資源循環に役立ち、世界中で導入が進んでいる
- 飲食店や家庭で出る油も、その一部として未来のエネルギーに変わる
🌱 私たちが普段何気なく捨てている油は、地球を救う燃料になれるのです。
OIL BEESは、廃油回収を通じて持続可能な社会と次世代エネルギーの普及に貢献しています。
「環境にやさしい店舗づくり」をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。