廃食用油(使い終わった油)は、ただの「ゴミ」ではありません。
処理の仕方を間違えると、法律違反になる可能性もあるって知っていますか?
飲食店や工場の現場では、つい「いつも通りやってるから大丈夫」と思いがちですが、油は“産業廃棄物”として扱われるケースもあり、きちんとルールを守る必要があります。
今回は、廃食用油に関する法律や規制の基本知識と、日々の現場で守るべきポイントをやさしく解説します。
📚 廃食用油の処理には“法律”が関わっている!
まず押さえておきたいのは、廃油には「家庭の油」と「業務用の油」で扱いが違うということです。
✅ 飲食店・食品工場から出る廃油は「事業系廃棄物」

つまり、家庭ゴミのように捨ててはいけません。
法律では、以下のように扱われます:
- 動植物性の廃油 → 基本的に「産業廃棄物」として扱われる
- 油を排水口に流す → 水質汚濁防止法・下水道法に抵触する可能性あり
- 許可のない業者に渡す → 廃棄物処理法違反
法律名としては:
法律名 | 内容 |
---|---|
廃棄物処理法 | 廃油を適切に処理・委託する義務がある |
水質汚濁防止法 | 油をそのまま排水に流すのは禁止 |
下水道法 | 排水に含まれる有害物質(油など)の規制 |
消防法 | 油の保管・引火性物質としての取扱い |
⚠️ 違反するとどうなる?罰則例
もし違反した場合、以下のようなペナルティが課されることがあります:
- 行政指導・警告
- 店舗への立ち入り調査
- 30万円以下の罰金 or 懲役刑
- インターネットや報道での公表(=信頼失墜)
つまり、「知らなかった」では済まされないのが廃油処理です。
✅ 実務で守るべきポイント5つ
では、日々の厨房・現場ではどんなことに気をつけるべきか?
以下の5つを意識すれば、法律違反のリスクを大きく下げることができます。
① 排水口に油を流さない(必須)
これは最も基本で、最も多い違反例です。
使い終わった油をシンクに流すと、配管が詰まるだけでなく、環境にも悪影響があり、法律違反になります。
✅ 必ず密閉容器に保管して、回収業者に渡すこと!
② 許可を持つ業者に回収を依頼する
廃油を渡す業者は、産業廃棄物収集運搬業の許可を持っている必要があります。
「無料で引き取りますよ」という業者でも、許可がない場合は違法処理=違法委託になる可能性があります。
✅ OIL BEESは【許可業者】なので安心です!
④ 保管場所の管理にも注意
油は引火性のある危険物なので、消防法の観点からも、
- 火元の近くに置かない
- 容器は密閉する
- 倒れないように固定する
といった安全対策が必要です。
✅ 倉庫や専用保管スペースを使うのがおすすめ!
⑤ 油の種類を混ぜない
ラードとサラダ油、天ぷら油と動物油などを混ぜてしまうと、リサイクルが困難になり、違法な処理にあたる場合もあります。
✅ 油は種類ごとに分けて管理。容器にラベルを貼るのも◎!
🐝 OIL BEESなら「法令遵守」もまるごとサポート!
OIL BEESでは、以下のような安心の対応で法律リスクを防ぎます。
- 産業廃棄物収集運搬許可業者としての正式運用
- 回収履歴が残る「ポータルサイト」
- 油の状態を数値で測る「おいしい油認定制度」
- 容器の管理アドバイス、保管方法の指導も可能
つまり、現場で何をすればいいか迷わない仕組みが整っているのです。
まとめ:知らなかったでは済まされない、だからこそ“安心の体制”を
法律違反は、たとえ故意でなくても、お店の信頼や経営に大きなダメージを与えます。
日々の油の管理をしっかり見直すことが、「守り」と「ブランド力アップ」の両方につながります。
OIL BEESと一緒に、安全・安心・合法的な廃油処理を始めてみませんか?