~味・コスパ・廃棄のしやすさで比べてみた~
1. 揚げ油選び、なんとなくで決めていませんか?
唐揚げ、フライ、天ぷら…
飲食店の“おいしさ”を支えるのは、なんといっても油のクオリティです。
しかし、同じ揚げ物でも「使っている油」によって、
- 味や風味
- 食感(サクサク感 or ベタつき)
- 油の持ち(交換頻度)
- 廃棄のしやすさ
…などに大きな差が出るのをご存じですか?
今回は、プロの厨房で使われている主要な揚げ油5種類を、「味・コスパ・廃棄のしやすさ」で比較し、おすすめランキング形式でご紹介します。
2. 比較の基準はこの3点!
評価軸 | 内容 |
---|---|
味・風味 | 素材を活かすか、香りが強いか、酸化しにくいか |
コスパ | 1Lあたりの価格+交換頻度による実質コスト |
廃棄のしやすさ | 回収業者の対応、固まりにくさ、取り扱いの手間 |
3. 揚げ油ランキング TOP5(業務用視点)
🥇 第1位:キャノーラ油(なたね油)
- 味・風味:あっさり、素材の味を邪魔しない
- コスパ:安定供給&高コスパ
- 廃棄のしやすさ:回収業者も扱いやすく、再生油化しやすい
- 💬総評:「とにかく使いやすい万能選手!迷ったらコレ」
🥈 第2位:パーム油
- 味・風味:カラッと揚がるが、風味はやや重め
- コスパ:価格は安いが冬場は凝固注意
- 廃棄のしやすさ:常温で固まりやすく廃棄時はやや不便
- 💬総評:「とにかく安さ重視ならアリ。ただし管理が命」
🥉 第3位:大豆白絞油
- 味・風味:やや香ばしく、揚げ物向き
- コスパ:価格は平均的、酸化はやや早い
- 廃棄のしやすさ:液状保持しやすく処理がラク
- 💬総評:「コストも品質もバランス型。和食に◎」
第4位:ひまわり油(サンフラワーオイル)
- 味・風味:軽く、ヘルシー志向に人気
- コスパ:価格はやや高め
- 廃棄のしやすさ:回収OKだが再生効率は低め
- 💬総評:「高級志向やヘルシー訴求の店舗向け」
第5位:オリーブオイル(ポマース)
- 味・風味:香りが強く、好みが分かれる
- コスパ:高コスト、揚げ物には不向き
- 廃棄のしやすさ:粘度が高く廃棄時やや厄介
- 💬総評:「特定メニューに限定的に使うなら◎」
4. 廃棄のしやすさ=回収業者との相性も大切!
意外と見落としがちなのが「油の廃棄しやすさ」。
業者によっては、粘性が高い油や固まる油(パーム油など)は嫌がられることも。
OIL BEESでは、こうした特性を熟知したスタッフが店舗の使用油に合った回収体制を提案しています。
5. まとめ:油の「選び方」で差がつく厨房運営
揚げ油は「消耗品」ではなく、“味とコストを左右する戦略物資”です。
- 仕入れ価格だけで選ぶと、風味や廃棄処理にコストがかかることも
- メニューや回転率に合わせて「最適な油」を選ぶことが、実は収益性UPのカギ
OIL BEESでは、使用油の種類や廃油量に応じた最適な回収プランをご提案しています。
まずは無料相談・回収シミュレーションからどうぞ!