「夏休みに入ると学食は営業しないので、廃油の回収をどうするか毎年迷います」——大学の学食を運営されている方から、こんなご相談をいただきます。
学食は、一般の飲食店とはまったく違うリズムで動きます。4月から7月、10月から1月は満席が続き、夏休み・春休みはほぼ止まる。学期中は数百食、休暇中はゼロに近い。この極端な波が、油と廃油の管理を難しくしています。
この記事では、学事日程に合わせた廃油回収の組み方を、実際の運営に沿ってお伝えします。
学食の廃油が難しい理由
学期中は大量、休暇中はゼロ
揚げ物は学食の定番です。唐揚げ、チキンカツ、コロッケ、ポテト——学生に人気のメニューはほぼ揚げ物です。学期中は毎日フライヤーがフル稼働し、廃油もどんどん出ます。
ところが長期休暇に入ると、営業日そのものがなくなります。問題は「休みに入る直前の廃油」です。最終営業日に出た油を、誰もいない厨房に1ヶ月以上置いておくことになりかねません。
試験期間・行事で日々の波も大きい
試験期間は学生が早く帰るため利用が減り、学園祭やオープンキャンパスの日は一気に増えます。月単位で見ても、日単位で見ても、波が大きいのが学食の特徴です。固定の回収頻度では合わせづらくなります。
担当者が年度で替わる
運営が委託会社の場合、年度替わりで担当者や契約体制が変わることがあります。引き継ぎのときに廃油の情報が抜け落ちると、新年度の立ち上がりで「どこに連絡すればいいのか」が分からなくなります。
対応を決めないまま休暇に入ると
- 🔸 臭気と虫が発生する:夏休みの1ヶ月半、廃油を置いたままの厨房は確実に傷みます
- 🔸 新学期の初日が片付けから始まる:一番忙しい立ち上げ日に、余計な作業が乗ります
- 🔸 建物の管理部門から指摘される:大学施設は管理が厳しく、衛生面の指摘が入りやすい
- 🔸 油が固まって出しにくくなる:春休み明けは特に、低温で固まった状態になりがちです
- 🔸 買取の機会を逃す:長く置いた油は状態が落ち、評価にも影響します
学事日程に合わせた回収の組み方
1. 年間カレンダーを最初に共有する
4月の時点で、学事暦をもとに「営業する期間」「止まる期間」を回収側と共有してしまいます。年に1回この作業をしておけば、あとは自動で回ります。毎回連絡する手間もなくなります。
2. 休暇前の最終回収を必ず入れる
最終営業日の直後に回収を入れて、容器を空にしてから休みに入る。これだけで、休暇中の臭気トラブルはほぼ防げます。「空にして閉める」を学食運営の定型にしてください。
3. 繁忙期は容器を増やす
- ✅ 学園祭・オープンキャンパス前に臨時の容器を用意——当日の量は普段の比ではありません
- ✅ 試験期間は頻度を落とす——出ない時期に来てもらう必要はありません
- ✅ 新学期の立ち上げ前に空の容器を配置——初日から普通に回せる状態にする
学生に見せられる取り組みでもある
学食の廃油リサイクルは、実は学生への環境教育としてそのまま使える題材です。毎日食べている唐揚げの油が、SAF(航空燃料)やバイオ燃料の原料になって次の場所へ行く。身近で、具体的で、数字も出せます。
大学によっては、SDGsの取り組みとして学内報やWebサイトで紹介されているケースもあります。食堂の掲示に「今年度はこれだけの廃油を資源として送り出しました」と出すだけで、学生の目に触れます。
運営側にとっても、これは説明しやすい話です。コストの話ではなく、教育機関としての姿勢の話にできるからです。廃油の回収が、大学の価値を語る材料になる——そんな使い方をされているお客様が実際にいらっしゃいます。
OIL BEESなら学食にどう対応するか
OIL BEESは、大学・専門学校の学食の廃食用油を回収しています。学事日程に合わせて、期間ごとに頻度を変える運用に対応します。回収費用はかかりません。植物油は買取の対象で、量の多い学食では買取のメリットもしっかり出ます。
休暇前の最終回収、新学期前の容器配置も、あらかじめ日程を決めておけます。担当者が替わっても運用が途切れないよう、記録はポータルで確認いただけます。引き継ぎ資料に回収の情報を残しておきたいというご要望にも対応します。
学園祭など単発の大量発生も、事前にご連絡いただければ臨時で対応します。「その日だけ容器を増やしたい」も柔軟に対応します。
よくある質問
Q. 夏休みの間は回収を止められますか?
A. 止められます。営業しない期間は回収も休止し、再開日を決めておく形が一般的です。年間の予定として最初に組んでしまうのがおすすめです。
Q. 学園祭の出店分の油も回収できますか?
A. 対応できます。模擬店で出る油は量が読みにくいので、事前に規模を教えていただければ容器の数を調整します。
Q. 大学の購買部門を通す必要がありますが、書類は出せますか?
A. 必要な書類の形式を教えていただければ、対応できる範囲をご説明します。組織としての手続きが必要なお客様にも慣れています。
Q. リサイクルの実績を学内で公表したいのですが。
A. 回収量の記録をご確認いただけますので、それをもとに掲示や広報にお使いいただけます。表現の相談にも乗ります。
Q. 学内に複数の食堂があります。まとめて依頼できますか?
A. まとめて対応できます。キャンパス内に複数の食堂・カフェテリアがある場合は、棟ごとの発生量に合わせて容器の数と回収ルートを設計し、記録は一括で確認できる形にします。棟によって営業日が違うケースにも対応します。
まとめ
- ✅ 学事暦を最初に共有して年間で組む——毎回の連絡が不要になる
- ✅ 休暇前の最終回収を必ず入れる——「空にして閉める」を定型に
- ✅ 行事の日は容器を増やす——学園祭の量は普段の比ではない
- ✅ リサイクル実績は教育・広報の材料になる——学生に見せられる取り組み
OIL BEESでは、学食の学事日程に合わせた回収設計を無料でご提案しています。「夏休み前にどうすればいいか」という相談からで構いません。気軽にお問い合わせください。一度現場を見させてもらい、ベストな提案をいたします。


